海外派遣労働者健診
海外派遣労働者健診とは
労働者を6か月以上海外に派遣しようとするときは、あらかじめ法律で定められた検査項目で、医師による健康診断を行わなければなりません。また、6か月以上海外勤務した労働者を帰国させ、国内の業務に就かせるときも、健康診断を行わなければなりません。
検査内容
項目 | 内容 |
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身体測定 | 身長・体重・BIM・腹囲・視力・聴力検査(1000Hz・4000Hz) |
尿検査 | 糖・蛋白・潜血 |
循環器検査 | 血圧・心電図 |
貧血検査 | 赤血球数・血色素量(ヘモグロビン)・ヘマトクリット値・白血球数 |
脂質検査 | HDLコレステロール・LDLコレステロール・総コレステロール・中性脂肪 |
肝機能検査 | AST・ALT・γ-GTP |
血糖検査 | 血糖値 |
胸部X線検査 | 胸部X線デジタル撮影 |
※上記検査項目の中で、尿検査(潜血)、血液検査(白血球数・ヘマトクリット値・総コレステロール)は現在法定項目ではありませんが、推奨項目ですので基本的には実施しております。 |
医師が必要を認めた場合に行う検査項目
追加項目 | 内容 |
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胃部検査 | 胃部X線撮影(デジタル撮影・間接撮影) |
腹部超音波検査 | 胆のう・肝臓・腎臓・脾臓・膵臓の検査 |
痛風 | 尿酸(UA) |
肝炎 | B型肝炎抗体検査 |
血液型検査 | ABO式およびRh式の血液型検査 ※派遣前に限る |
糞便塗抹検査 | 虫卵検査(集卵法・塗抹検査) ※帰国時に限る |